【検証】コーヒーに塩を入れてみた結果…

コーヒーと相性の良い白い粉末と言えば、砂糖?クリープ?
いいえ『塩』です。
コーヒーに塩を入れてみたら驚きの結果になりました!

「コーヒーと塩」という組み合わせ

夏になると、店頭では塩入りの飲料、お菓子などで「塩入り〇〇」とか「ソルティ〇〇」とか、そんな商品名をよく目にします。

甘い食べ物と塩辛さの相性は良いですよね!
と、甘味と塩味の組み合わせは一般的にも馴染があるかと思います。

ではでは、スイーツのような甘さとは程遠いブラックコーヒーに塩を加えるとどうなるのか。

「なんとなく、美味しくはなさそう…。」

なんて思ってません??

それがですね、思いのほか美味しくなるんですよ!

実際に飲んでみた

今回は「エチオピアのモカ・シダモ」を淹れてみました。

何故今回モカにしたのかは後述しますね。

エチオピアモカドリップ

はい、ドリップし終わりました。

エチオピアモカシダモ

このまま飲んでもモカ・シダモの芳醇な味わいを楽しめるのですが、「塩」を入れてみましょう。
ちなみに、入れる塩の分量は本当に一摘みで良いです
今回、これでもちょっと多過ぎるくらいでした。

塩コーヒー

テイスティング

さて、どんな味になったかというと…

「酸味」と「苦味」が打ち消されてまろやかな味わいになりました!

かといって、モカ特有のモカフレーバーやコーヒーの味わいも薄れたというわけではなく、あくまで味覚としての「酸味」「苦味」が目立たなくなった感じです。

いや、ビックリするくらい味が変わりましたよ、これ。

そして、美味しいです。
いつもの知っているモカ・シダモの味ではないのですが、これはこれでアリですよ。
今回、入れる塩の量が多かった為、わずかに塩味を感じてしまいましたが、適量にしていたら味が混ざることもなく飲めると思います。

モカを選んだ理由

実は、この「コーヒーに塩を入れる」飲み方はコーヒー発祥の地エチオピアでは一般的だそうです。
日本では「モカ」という名で親しまれているエチオピア原産のコーヒー豆は、「酸味」が強いのが特徴です。

コーヒー発祥の地と呼ばれるだけあって、コーヒーの歴史も長いエチオピアでは、この「酸味」を緩和する飲み方として塩を入れてきた背景があったと言われています。
ということもあり、今回はその伝統に倣ってモカで塩コーヒーを試してみたのです。

味覚について

ちなみに予想とは裏腹に何故飲みやすい味のコーヒーになったのか解説しますね。

味の5大要素として「甘味」「塩味」「酸味」「苦味」「旨味」があり、それら味の組み合わせによって「抑制効果」「相乗効果」「対比効果」「変調効果」という味覚の変化が起こります。

例えば冒頭で取り上げたスイーツ(甘味)と塩(塩味)の関係性は「対比効果」にあたり、異なる味を混ぜた時に一方(もしくは両方)の味が強調される味覚の変化を利用しています。

では、今回のコーヒー(酸味・苦味)と塩(塩味)の場合はというと「抑制効果」にあたります。

「抑制効果」とは異なる味を混ぜた時に一方(もしくは両方)の味が弱くなる現象です。
これは馴染みのあるコーヒー(酸味・苦味)に砂糖(甘味)を加えた飲み方でも、コーヒーの苦味を甘味で抑制しているので同じことだったんですね。
コーヒーは酸味と苦味の割合が多い飲み物です。
酸味を抑えたいときには塩を、苦味を抑えたいときには砂糖を加えるという使い分けができるんですね。

誤解しないで頂きたいのは、今回の様にコーヒーとして本来持っている「酸味」と酸化した酸っぱいコーヒーの「酸味」は別物です。

ですが、大別してしまうと同じ「酸味」なので、裏技的な事を言ってしまえば、古くなった酸っぱいコーヒーには塩を一摘み入れてみましょう。
だいぶ飲み易くなりますよ。

※ちなみに以前、こんな検証もしてみました。

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ということで塩コーヒーのすゝめでした!