【検証】ハンドドリップで「の」の字に回さないとどうなる?

ハンドドリップでコーヒーを淹れる時に、グルグルと「の」の字にお湯を回せと良く言いますが、実際のところ回さないで淹れるとどうなるんでしょう。
検証してみました!

定説に疑問を持つ

まず、ハンドドリップでの淹れ方がわからない方はこちらの記事から読んでみてください。

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当ブログでも「の」の字に回しながらドリップすることを推奨しています。
たぶん、多くのコーヒー関係の書物や情報サイトでも「回しながら淹れること!」と書かれていると思います。
私自身も確かに、考えてみたら開業前に勤めていた喫茶店でそのように教えられ、それが”当たり前”だと思っていました。
書物や情報サイト(当ブログも含め)、コーヒーを美味しく楽しめる方法を発信することが大前提にあるので、そうなると「美味しくする方法」ばかりがピックアップされがちなんですね。
これ自体はとても良いことだと思ってます。

誰だって失敗はしたくないですし、私だってわざわざ美味しくない淹れ方を紹介するぐらいならまずは美味しくする淹れ方を紹介をしたいです。

ただふと、

「の」の字に回さないで淹れたコーヒーを改めて飲んだことが無いのに、回せと推奨するのは無責任なのではないか?

と思ったわけです。
それならばと、今回は実際に試してみたいと思います!

グルグル回さないver

ではでは、普段から飲み慣れているコーヒー豆で試していきますね。
グルグルと回さない以外は一切、普段と変えずにドリップしていきます。
こんな感じで、中心にだけお湯を注いでいきます。

ハンドドリップ

淹れてて思ったのが、非常に面白くないということですかね(笑)
なんだかコーヒーを淹れている気分を味わえませんでした。

テイスティング

ということで、飲んでみました。
感想はというと、「飲めなくはないけど、出涸らしっぽい味」です。
味は薄いし、それでいて無理やり出したような苦味が印象的です。

考察した

回すことの意味として、「粉にまんべんなくお湯を接触させエキスを抽出させる」ということを狙っています。
今回のように一点に集中してお湯を注ぐということは、当然接触している粉は中心のみ。
粉全体から均一にエキスを抽出できていないということなんですね。
美味しいとされるコーヒーエキスは、割かし前半で出きってしまいます。
今回の淹れ方ですと仕上がりのコーヒーの中に成分として中心部分の出涸らしエキスが大量に混じっていたのでしょう。
なので結果として、薄く嫌な苦味を感じるコーヒーになったんだと思います。

まとめ

ということで、やはり回してドリップした方が良いという結論に至りました。
是非、ドリップポットをゆっくりと回して美味しいコーヒーを楽しんでみてくださいねー