【温め直し方】コーヒーの再加熱は味が落ちる!?【検証】

淹れたは良いけど、仕事やおしゃべりについ夢中になってコーヒーが冷めてしまった、なんてことはありませんか?
再加熱して飲みたいところですが、一般的に「コーヒーの温め直しは風味が落ちる」なんて言われています。
ではコーヒーは冷めてしまったら美味しく飲むことはできないのでしょうか、ということを今回実験・検証してみたいと思います。

再加熱は本当にNG?

そもそもコーヒーを再加熱すると何故良くないと言われているのか。
それは、コーヒーに高温の熱を与え続けるとアロマ成分を壊してしまい、味や香りを劣化させてしまうからと言われています。
実際、温め直したコーヒーを飲んだことある方でしたら、淹れたての味わいから比べると劣る印象を受けた方も多いのではないでしょうか。
ただ、冷めてしまった時点でそれ相応の時間が経過しているので、再加熱による味わいの変化だけでなく、根本的に味や香りは淹れたてに比べると劣化しています。
つまり、「コーヒーの温度が冷めた冷めてない」ということが問題ではなく、「ドリップ後、コーヒーが冷めるだけの時間経過した」ことが風味の劣化の原因であると思っています。

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温め直すのであれば直火?湯煎?

さて、そうはいうものの冷めきったコーヒーを進んで飲みたいとは思いませんよね。
ではやはり再加熱、温め直すしかありません。

再加熱の方法としてよく、直火ではなく湯煎が推奨されています。
直火にすると、鍋肌の温度が高温になりすぎて味や香りが劣化すると言われています。

ふと、「これも良く言われているけど、実際に直火と湯煎で飲み比べしてみたことないから、自分の言葉で説明できないなぁ」と思ったので、いつもの如く気になることは実際に試してみることにしてみました!

実験してみました!

ちょうどコーヒーマシンで午前中に淹れたコーヒーがお昼過ぎにも残っていました。
一応保温の効くポットに入っていたので、「ぬるい」と感じるくらいは温度を感じますが、はかってみると40℃ほど。
この時点で飲んでみると、ドリップ直後に比べると香りも抜け、ややモタった味わいに感じます。

直火
直火で温め直し

湯煎
湯煎で温め直し

では、このコーヒーを二つに分けて温め直してみます。
片方は湯煎、片方は雪平鍋に入れ直火にかけます。
最終的には80℃に仕上げました。

※再加熱に関して、「急激な温度上昇は良くない」という話も聞きます。
「温度の上昇スピード」も味わいに変化を与えるファクターなのかもしれませんが、今回はそこまで条件を整えることはできませんでした。
一応、直火の方が温度の上昇が速いと予想して、弱火で湯煎となるべく上昇スピードを合わせる様にはしました^^;

結果

再加熱後

右が湯煎、左が直火で温めたコーヒーです。
まぁ、見た目に違いは出てませんね。

まずは、香り。
これは温めている時から違いを感じました。
直火の方が煮詰まった様な嫌なにおいが強かったです。
温め終わった後も、コーヒーにそのにおいが移っていますし、カップから距離をおいてもわかるレベルです。
湯煎した方も多少は感じますが、カップに鼻を近づけないと気付かない程度です。

続いて味わいです。
やはり直火の方は煮詰めた感じの渋い味がします。
透明感はなく、ブラックで無理して飲むのであればミルクや砂糖を入れて誤魔化したい、と思ってしまいました。
湯煎した方ですが、これも程度問題ではありますが、直火に比べてると胸に刺さる様な嫌な味わいは少ない印象でした。

まとめ

コーヒーを温め直して飲むのであれば、直火より湯煎した方が風味の劣化は抑えられます。
しかしながら、時間が経ち冷めてしまったコーヒーを淹れたての味わいに戻すことはできません。

できれば早めに、飲み頃であるうちに飲みきってしまうことが望ましいでしょう。