だいぶご無沙汰してました、すみません。
新規投稿はしてませんでしたがちょくちょく過去の記事をリライト、精査しておりました。
古ければ2年以上前に書いたものですからね、自分で読み返して恥ずかしい部分もちょいちょいありました^^;
ペーパードリップの淹れ方に関しては大幅には変えていませんが、過去記事に記載がなかったコツや、最近気を付けているポイントがあることに気付きました。
今回はそれらについて触れてみたいと思います。
ドリップする時の基本をおさらい
今回はコーノ式名門フィルターを使っています。
ただ、これからお話することはどのドリッパーでも共通することのなので、お手元にあるドリッパーの形状が違っても読み進めてもらって大丈夫ですよ^^
まずはドリップにおける一連の流れを下記記事にまとめてありますのでご確認ください。
思えば2年半前の記事なんですねぇ。
もちろん、多少の加筆修正はしているのですが、ほぼ初投稿した当時のままの内容です。
こちらのやり方で鮮度の良いコーヒー豆でドリップすれば美味しいコーヒーを楽しむことができます。
それは2年半経った今でも自信を持って言えます。
ただし、先程の記事は一連の流れをわかりやすく説明する為に要点を絞っているので、まだまだお伝えしたいポイントはあったりします。
ココに注目してほしい!
前置きが長くなりましたが、今回注目してほしいポイントはこちら!
蒸らしの後に湯を注ぐと、この様な薄茶色の泡が出てくると思います。
泡とも灰汁とも呼ばれています。
この灰汁にコーヒーの味わいにおける「雑味」「渋み」「えぐみ」といった好ましくない成分がふくまれているので、この部分が抽出液に落ちない様、、ドリッパー内の水位が下がり過ぎないように気を付けてください。
といった内容は先程の記事でも触れていますが、今回は「注ぐ時」に気を付けて頂きたいポイントになります。
蒸らし直後の一投目です。
この時が一番ガスの放出が激しいので、注ぐスピードや角度に気を付けないと、灰汁が中心からずれてしまいます。
ずれてしまいますと、フィルター部分に灰汁が流れ込んでしまい、結果として味が悪くなります。
特に円錐型の場合、「の」の字に湯を注ぐと思いますが、この段階でお湯を動かしてしまうと灰汁が高確率で暴れてフィルター側へ流れてしまいます。
ですので、灰汁の動きが落ち着くまではできるだけ細くお湯を注ぐようにしましょう。
「の」の字に回すのはこのくらい灰汁が広がってからで大丈夫です。
最後の最後まで、この灰汁をフィルターに触れさせない様に抽出できれば至高の一杯の完成です^^
最後に
以前、お客様に「ゆっくりと、丁寧に淹れると何故だかわからないけど美味しくなった気がするの。」と言われたことがあります。
その時は「丁寧に淹れたコーヒー=美味しい」というイメージからくるものなのかと思っていたのですが、もしかしたら丁寧に淹れる事でこのような作用があったのかもしれませんね。
美味しいコーヒーに仕上がる時って、ふわふわなコーヒードームに泡と粉の明暗が綺麗にできて芳醇な香りが漂い、ドリッパー内の様子まで美味しそうに映ります。
これはコーヒーマシンでもサイフォンでもフレンチプレスでも味わえない、ハンドドリップだけの特権ですよね^^
また、ハンドドリップで気付いた事があればブログにてお伝えしたいと思います。
それでは、最後までお付き合い頂きありがとうございました^^