【フォースウェーブ】コーヒー第4の波は自宅焙煎!?

サードウェーブという言葉をきいたことありませんか?。
大きな変化の節目を”波”と呼び、現在までに3回のビッグウェーブを起こしています。
もしかしたら第4の波が来るかもしれない、その兆候とは!?

質を求める時代へ変化

第1の波(ファーストウェーブ)とは

19世紀後半から、コーヒーの大量生産が可能となりコーヒーが一般的な飲み物として家庭に広がりました。

大量生産、大量消費の時代です。

こういった時期にありがちですが、品質を度外視したコスト重視の流れが起きます。
今ではアメリカンコーヒーというと焙煎度の浅いものや、お湯で引き伸ばしたコーヒーとして愛飲されてますが、実はこの時代の副産物(?)です。
というのも、コーヒー豆は昔から重量で取引されてきました。
コーヒー豆は焙煎度が深いと体積が増え、同じ重さだと深煎りになればなるほど必要なコーヒー豆(生豆)の総量も増えます。
業者からしたら深煎り豆より浅煎り豆の方がコストがかからないということですね。

この様な背景もありアメリカでは浅煎りの薄いコーヒーが生まれました。
(単純に深煎りにする技術がなかったとも言われてますが。)

第2の波(セカンドウェーブ)とは

1960年代にはファーストウェーブでの反発からか、世間では深煎りコーヒーがブームとなりました。
この時代にスターバックスやタリーズ等の「シアトル系」と呼ばれるコーヒーチェーン店が誕生し、エスプレッソを用いたカフェラテやアレンジコーヒーで一世を風靡しました。
また、コーヒーをテイクアウトすることが一般的になったのもこの辺りからです。

第3の波(サードウェーブ)とは

日本では『ブルーボトルコーヒー=サードウェーブ』という感覚が強いですが、じゃあブルーボトルコーヒーは従来のスタイルと何が違ったのか。
それは“高品質なコーヒー豆だけを厳選し、1杯ずつハンドドリップで抽出すること”です。

ただこの説明はどちらかと言うとブルーボトルコーヒーが流行った理由の一つで、これ自体がサードウェーブと呼ばれる現象ではありません。
注目すべきは“高品質なコーヒー豆”という部分です。

ファーストウェーブ、セカンドウェーブまではコーヒー豆自体の品質は御座なりでした。
90年代後半ごろから、豆の産地や品種、栽培方法などを重要視する流れが起きました。
今までは原産国や地域といった大きな括りであったコーヒー豆を、産地の特定を農園単位にまで細分化し、収穫されたコーヒー豆自体の品質を見極めようという流れです。
この流れこそがサードウェーブの本質です。

コーヒーを提供する側が、高品質な豆を探し提供するスタイルが確立しました。

フォースウェーブがもたらす品質とは

以前、気になるニュースを見ました。
それは日本のパナソニックが自宅焙煎機への参入を始めたという内容でした。

今まででも、好きな人はサンプルロースターやジェネカフェといった少量焙煎機を使い自宅焙煎をしていましたが、やはりそれなりの知識・技術・経験が必要な為、一般家庭には浸透はしてきませんでした。
パナソニックの自宅焙煎機サービスでは、焙煎する豆に応じて焙煎士監修のもと作成されたプロファイリングデータを読み込み最適な焙煎を行うというものです。
第1~第3の波を見てみると、徐々にコーヒー市場が拡大される一方、消費者もコーヒーの楽しみ方を品質で捉えるようになってきたのがわかります。

「栽培」→「収穫」→「選別」→「焙煎」→「抽出」

この流れを経て、コーヒーは我々の口に入ります。

サードウェーブまでに「選別」までの工程を取り上げられてきましたが、次に消費者が気に掛ける部分はおそらく「焙煎」でしょう。
専門店でコーヒー豆を購入し、自宅で挽いて抽出する場合にどうしてもネックなのが消費するまでの時間です。
コーヒー豆は時間の経過と共に酸化し劣化してしまいます。
週末に1杯しか飲まない人にとって100グラム200グラムの豆を消費するのには、どうしても日にちがかかってしまいます。
先程のパナソニックのサービスの様に誰でも自宅焙煎が可能となれば、そういった煩わしさが解消されるでしょう。

個人的にはこの自宅焙煎の流れがいずれ来るであろうフォースウェーブの兆候なのではないかと予想しています。

最後に

私の予想した”自宅焙煎”がフォースウェーブとしてトレンドにならなくても、そのうちどこからかフォースウェーブが到来するのでしょう。
それがなんであろうと、コーヒーの多様化が進むということは良い事だと思っています。
嗜好品としてコーヒーを楽しんでいる人にとって選択肢が増えるということは、楽しみ方が増えるということですからね。

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