プロペラ式電動コーヒーミルのメリットとデメリット

先日、私が初めて買ったコーヒーミルが部屋の奥から出てきました。
ボンマック製のプロペラ式コーヒーミル(BMCM-1W)です。
初めてのコーヒーミルで、この『プロペラ式』を検討している方、もしくは購入した方は多いのではないでしょうか。
価格帯が手ごろなところが良いですよね。
今回はそんなプロペラ式コーヒーミルについて色々とまとめてみました。

プロペラ式コーヒーミルとは

コーヒーミルは手挽きの手動タイプと、ON/OFFの操作で動く電動タイプがあります。
手動と電動の良し悪しについては今回触れませんが、手っ取り早く豆を挽くという部分では電動タイプが楽です。

そんな電動タイプのコーヒーミルですが、これまた色々な種類があり価格帯もピンキリとなっております。
私が初めて買ったコーヒーミルがプロペラ式だったのには理由があります。

それは安かったからです!

他の記事でも色々な器具を試したり紹介したりしていますが、私の購入理由はだいたい「安いから!」ですね(笑)
そりゃー余裕があれば、高性能な良いやつをポンっと購入したいのですが、まぁ高性能が故に使いこなせないのももったいないですし、飽き性だから良いものを買ってもすぐ使わなくなってしまう可能性もあります。
コーヒーミルをはじめて買う時も色々悩んだ挙句、「まずは豆が挽ければ良いや」という考えで安価なプロペラ式を購入した気がします。

ちなみにプロペラプロペラ言ってますが、要はミキサーの様な構造で豆を挽くタイプのミルです。
ONボタンを押すと、内部の歯がクルクル回って豆を粉砕するんですね。

BMCM-1W

普段使いでしばらく使用していたので、その当時を思い出しながらメリットとデメリットを挙げてみたいと思います。

メリット

  1. 価格が安い
  2. コンパクト
  3. 操作&掃除が簡単

私が購入したものはbonmacというメーカーのミルですが、他のメーカーからもプロペラ式のミルは発売されています。
ただ、プロペラ式のミルはどこのメーカーのものでも相場が2,000円~4,000円ほどで、スペック的にそこまでどこのメーカーのものでも大差はなく思えます。
もう少し性能の良いカッティング式や臼式と呼ばれるタイプのミルを検討すると、プロペラ式の10倍ほどの予算がかかります。

また、上述したカッティング式や臼式に比べるとコンパクトであると言えます。
イメージ的にはプロペラ式のミルは500mlのペットボトルのサイズです。
キッチンという限られたスペースを考えると、普段使いでコンパクトに越したことはないですよね。

電動と聞くと「よくわからない機能がいっぱい付いているんじゃないか」と思うかもしれませんが、プロペラ式はON/OFFボタンだけなので、機械に弱い方でも簡単に扱えます。
掃除も、使用後に付属のブラシで粉を落とすだけなので楽ちんです。

デメリット

  1. 均一に挽けない
  2. 大量に挽けない

プロペラ式の最大の欠点は①の粉を均一に挽くことができない部分です。
上述しましたが、刃が回転し、刃と接触した部分が粉砕される仕組みなので、挽きムラがどうしてもできてしまいます。
メリットでは「ON/OFFのみの簡単な操作性」と挙げましたが、裏を返せば「粉を均一にしたり、挽き具合を調整する機能がない」ということです。
コーヒーの抽出において、粉の大きさがバラバラということは、雑味の原因や再現性の低さにつながります。

また、一度に挽ける豆の量が多くても2杯分くらいです。
まとめて豆を挽きたい場合には不便です。

使い方

さて、プロペラ式のメリットとデメリットを紹介しましたが、実際に使ってみた様子を見ていただければ、よりイメージし易いかと思います。

まずは必要なグラム数の豆を入れます。

コーヒー豆をセット

蓋を被せて、ONスイッチを押すと豆が挽けます。
スイッチを押している間は刃が回転していますので、止めたい場合はスイッチから指を離しましょう。

蓋をセット

まずは2秒ほど豆を挽いてみます。

粉砕スタート

先程「ムラができる」と説明しました。
この様に回転している刃に運良く(悪く?)当たらなかった豆もあれば、細かく粉砕されているものもあります。

挽きムラ

もう2秒ほど挽いてみましたが、やはり粉の大きさはバラバラですね。

挽きムラ②

ただ、完全に均一にはできないのですが、ちょっとしたコツで多少は改善できます。
そのコツとは、『2~3秒置きに刃を止めてミルを上下に振る』という動作を4~6回くらい繰り返すだけ。
それだけでも、一気に10秒20秒刃を回転させるよりかは、幾分か挽きムラが解消されますよ。

実際にそのやり方で挽くと最終的にはこんな感じで仕上がりました。

粉砕完了

ドリップしてみた

先程挽いた豆を使ってコーヒーをドリップしてみましたよ!

コーヒードリップ

性能面ではデメリットの多い印象のプロペラ式ミルですが、改めて抽出してみると別にすんなりと抵抗なく飲めます。

普段のカッティング式で挽いた豆と比べたら、多少なりとも味わいの印象は変わりますが、そこにストレスを感じるのかと言われればそんなことはないです。
ある意味『これはこういう味なんだ』で済むレベルかなぁと。

まとめ

コーヒーにこだわりを持ち始めると「昨日は美味しく淹れれたのに今日はそれ程でもない」といった現象が多々起きます。
同じ豆で同じように淹れたつもりが、些細な違いで味わいが変化してしまっているのですね。
例えば、抽出温度の違いや、注ぐお湯の量やスピードが変われば多少なりとも味わいが変わってきます。
その「味わいに変化を起こす要因」の一つとしてメッシュ(粉の挽き具合)の違いも含まれます。
プロペラ式のミルでは確かにメッシュの調整はかなり困難になります。
そのようにコーヒーを嗜む方にとってはあまりお勧めはできないミルです。

ただ、先程のテイスティングの様に、プロペラ式で挽いた豆では美味しくコーヒーを飲めないのかと言われれば、そんなことは全くないです。
私が初めてコーヒーミルを買った時の様に、まずは自宅でコーヒー豆を挽ける環境を作りたいと思っている方には、入門用にピッタリのミルかと思います。
まずは豆が挽けなければ始まらないですからね。

ちなみに私はその当時、家電量販店にてbonmacのミルを定価で購入しましたが、amazonなんかで調べてみるとkalitaのイージーカットミルがかなりお手頃価格で販売されていますね。
当時amazonやってたら絶対こっち買ってただろうなぁ(笑)